名古屋市学校歯科医会による健診結果によりますと、
名古屋市中学校全体で、
1人平均DMF歯数(D:未処置歯、M:喪失歯、F:処置歯)は
1本以下の0.99(H23)と年々減少しています。
虫歯の数は昔に比べ確実に少なくなりました。
しかしその反面、歯肉、歯垢の状態は
学年が上がるとともに悪化しているという結果がでています。
歯肉炎を放置すれば歯周病に繋がります。
30代から急激に罹患率が増え、
放置することにより、歯がなくなる原因の40%を占めています。
こうみると、歯肉炎、歯周病は現代病です。
学校歯科医の立場から、
これまでの歯医者を、削って治すのに利用するのではなく
ぜひ予防として定期的に利用していただくことをおススメいたします。
1年以上歯医者へ行っていない方は
ぜひ予防の観点から歯医者に行ってみてください。
昔の歯医者のイメージからはきっと変わっていますよ。